命と希望 ― 2012年09月24日 12時53分

さて、
一週間書かせて頂きましたせんくらブログも最終日。
一週間って、本当に早いですね!
毎日が充実して過ごした一週間でした。
札幌での公演から東京に戻り
(間一日あったのでしっかり札幌グルメツアーしました)
そのまま浜離宮朝日ホールへ向かい、
エントラプーレという団体のチャリティーコンサートへ出演しました。
ペット大国と言われる日本の表になっていない現実、
そこに目を向けた時に心をえぐられるような思いになりました。
去年よりターナという愛犬と暮らしだして、
動物病院の先生やペット産業でお仕事をされている方々と
お話する機会が増える中で、日本でのペット文化の犠牲になっている
動物たちについて知りました。
「一匹でも多くのペットと助けたい」
「人と動物がより良い関係で共に支え合い
幸せに暮らしさまざまな角度から応援してゆきたい」
という想いで立ち上げられたエントラプーレ。
ただたんに癒しだからと購入したペットを
飽きたからと簡単に手放してしまったり、
商業的にむちゃくちゃに繁殖させるブリーダーだったり、
ひとつひとつの命と向き合った時に、
そんなことが何故可能なのかと、
ターナの瞳を見てつくづく感じます。
ペット大国である裏で、
殺処分の数が恐ろしく多過ぎる現実、
止められる問題ではもはやない状況まで来ているので、
少しでも、少しずつでも良くなるように、
知識や現実を知っている人が増えたら、と思いました。
目の前の命、
そして目の前の希望ある事に、
ひとつひとつ向き合って、
取り組んで、
目と心を開いて時間を過ごして生きたいと思いつつ、
ターナとも、大切なひとたちとも、
そして私にとって大切な音楽という存在とも、
今後もいっしょに過ごしていきたい、
そう思っています。
さて、
一週間読んで下さってありがとうございました。
またいつもの自分のブログに戻ります。
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Facebook公式ページもちょこちょこ更新しています。
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今週末からの「せんくら」で
お会い出来るのを楽しみにしています!
松田理奈(ヴァイオリン)
札幌公演 ― 2012年09月23日 10時40分

札幌での公演は前半、
チャイコフスキーのエフゲニーオネーギンよりポロネーズ、
そしてヴァイオリン協奏曲、
後半はリッチなことに、
巨匠清水和音さんによるラフマニノフのピアノ協奏曲2番。
コンチェルト2本立てのコンサートでした。
和音さんに初めて音楽祭でお会いしてから10年、
和音さんの演奏は欠かさず聴いて、
そして共演させていただいて、
3枚目のアルバムではレコーディングまでさせてもらって、
沢山お世話になっているのですが、
ソリストとしてコンチェルト弾きとして、
またリサイタルの時のソリスティックな一面も、
いつも感動させられるばかりで、
いつも刺激を下さる方です。
前半演奏後、すぐに着替えて客席で聴かせて頂くことが出来ました。
アンコールも感動の連続…
素晴らしい奏者が沢山日本にもいて、
沢山演奏を日々全国でしているリッチな環境、
家に引きこもって練習ばかりしているのも、大事、
でもいっぱいコンサートへ足をさらに運びたいって、
改めて思いました。
松田理奈(ヴァイオリン)
練習したい! ― 2012年09月22日 10時44分

先日、札幌交響楽団さん、指揮の飯森親範さんとの
チャイコフスキー作曲ヴァイオリン協奏曲、
2日連続演奏させていただきました。
初日はショートカット風に隠れアップヘアを心がけてみたものの、
ヘアメイクとかはとくに不器用なうえに
普段はほとんどナチュラルメイクなので、
本番の日だけ時間がかかるかかる…
自動メイク機械が欲しいです。
顔に装着したらスタンプみたいにバババっとメイクしてれる、
夢のマシーン、待ってます。
チャイコフスキーは今までで一番多く演奏している演目のひとつ。
きっとこれからも沢山演奏する機会がある曲だと思いますが、
毎回違うところで、
はっっっっっっっ!
とさせられる瞬間があります。
今回は音響が素晴らしい札幌キタラコンサートホールでの本番
ということもあって、また新しい発見がありました。
こうやってどんどん発見していき、刺激を受けて、
はやく音を出したい!練習したい!試したい!
となりいつまでたっても時間が足りない生活なのかなと、思います。
松田理奈(ヴァイオリン)
楽器のコンディション ― 2012年09月21日 08時28分

何故だか昔から北海道が好きで、
とくにドイツに住むようになってからは、
より好きになりました。
ドイツではニュルンベルクに住んでいたのですが、
近くの大都市といえばミュンヘンです。
ニュルンベルクもバイエルン地方でしたので、
行き来も楽でよくミュンヘンに行っていました。
ミュンヘンと札幌は、姉妹都市なのですが、
北海道の気候もミュンヘンと似ていますし
なにより一番好きな理由は、
楽器のコンディションがとても輝く気がするからです。
ヨーロッパで生まれた楽器を多くの人が利用していますが、
そこの気候に似ていると楽器も喜ぶのでしょうか。
今回はどんなふうに楽器が変化するか…
楽しみです!
松田理奈(ヴァイオリン)
大好物 ― 2012年09月20日 10時27分

音楽家には欠かせない食のお話。
もともと大好物なのは餃子とラーメンなのですが、
ラーメンはいつしか控える事を知り…
餃子はこの先もこよなく愛する私のエネルギー源なのですが、
ここ数年、はまっているのはカレーです。
とくにスープカレーの奥深さに今ははまってしまっていて、
漢方やスパイスが多いスープカレーもあれば、
あっさりと透き通る綺麗なスープのカレーもあり、
個性を楽しみつつその日の気分でお店を選べる楽しみもあります。
そして、
先日出会ってしまったこちらのスープカレー。
なんと、
餃子が入ってるんです。
最高でした。
そんなスープカレーの発祥の地である札幌にいます。
札幌交響楽団と指揮の飯森さんとの共演、
2日間連続でチャイコフスキーの協奏曲です。
どこのスープカレー、食べようかな~
仙台では牛タンが楽しみです。
食いしん坊りなより。
松田理奈(ヴァイオリン)
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