ニューアルバム2012年09月25日 09時26分


今年も残すところあと数か月ですが、
今年は11月に新アルバムがリリースになります!!

ちょうど先日編集作業が終わりただ今曲順を考えているところで、
このブログを書いている今もプレイリストで流しているところです。

リリースは11月21日。
ビクターエンタテイメントから仮タイトル【シャコンヌ】。
共演はせんくらでも何度も共演させていただいています仲道祐子さん。

今年は自分の可能性にずっとチャレンジしているのが、
バッハのシャコンヌ。
そしてエストレリータやシューベルトの「夜と夢」など珠玉の名曲たち。
そして今年は大河ドラマ「平清盛」で番組最後の紀行の音楽も
担当させていただきました。そのテーマ曲・吉松隆さんの作品。
それからオフィシャルサイト上で皆さまからリクエストを募った中から
素敵なアイディアを頂いて、それらを1枚のアルバムにまとめました。

ステージに立つ以上常に自分の、それからチェロの可能性に
チャレンジし続ける演奏家でありたい。
この25年間ずっと思っていた想いを込めてしっかり最後の一音まで
弾いてきました。

特別な一枚となりそうです。

ぜひお聞きください。


長谷川陽子(チェロ)

歯が浮く2012年09月25日 10時55分



こんにちは。法貴彩子です。
ブログ担当最終日です。
今日はせんくらで演奏します曲について少しだけ書きます。

私は、鈴木美紗さん、米津真浩さんとのコンサート(公演番号43)で
即興曲第1番とバラード第2番を演奏いたします。

近頃、自分のソロコンサートでは近現代曲中心のプログラムばかり
でしたので、久しぶりのショパンに、

“ロマンチックすぎて歯が浮く!”

と思いながら弾いている今日この頃です。

バラード第2番は、“あの”シューマンに献呈されていることもあってか
(?)、やさしく穏やかな語り口のメロディーと、激高しているかのような
気性の荒いくだりが交互に出てくるという二重人格。

全4曲あるバラードの中でも独特なオーラを出している変態チックな曲、
という印象を私は持っています・・・

そしてもう1曲、即興曲第1番はショパン初期の作品です。
さわやかな春風のようなメロディに始まり、美しく叙情的な中間部・・・
ショパンの数多ある曲の中でも特に親しみやすい曲のひとつではないでしょうか。

鈴木さん、米津さんもそれぞれ演奏なさる曲に思い入れを持って
おられるはずですし、濃いコンサートになるのではないかと思います!

それでは、仙台でみなさまにお会い出来ますことを楽しみにしています!


法貴彩子(ピアノ)

29日のプログラム2012年09月25日 11時07分



今日はお仕事で上野に行きます。
上野学園でチェンバロを教えさせていただくようになって、
3年目になります。自分が音大の先生になるなんてあり得ない、、、
はずだったのに!
なんと贅沢なことにホールでレッスンを行うんですよ。
副科でも曽根先生に習える、これも贅沢ですね(ジョーク)。
毎回読んで下さった方はお気付きかと思いますが、なんとなく
ジョークっぽく書かないと気が済まないのは、フランスに10年も
住んじゃっていたからでしょうか?

えーと、今日は29日のプログラムについて書くお約束でしたね。
「バッハとスカルラッテイ」というタイトルを見てびっくりしたのは本人。
確かに数ヶ月前、そんなこと言った様な・・・
半年先や、1年先やらのプログラムを決めるって、本当にいつに
なっても苦手です。来年の×月×日に何食べるか決める様なもので、
その頃何を弾きたいかなんて全く想像つかないわけです。

そうそう、プログラムを決めるにあたっての3大ポイントに楽器、会場、
客層なんて書きましたが、本当はもっと大事なことがあって、
スケジュールと睨めっこしながら、どの位練習する時間があるかを
把握することですね。

レパートリーは常に新しい曲も入れていきたいし、でも全部新しい曲に
するための十分な練習時間がとれるかはいつだって際どいし。

あら、また横道にそれました。

29日11時のコンサート!朝ですねー、前の晩飲み過ぎないように
頑張らなければいけません。なにしろ今週は完璧アルコール抜き、
金曜夜の友達との再会(2か月前に会ったばかりだけど)を楽しみに
頑張るわけですからねー。
う・・う・・なかなか本題に入れない。
やはり選曲のイメージは「二日酔いの朝」ではなく、
「さわやかな午前」です。

バッハとスカルラッテイの軽めの曲を交互に弾いて「やっぱり僕は
バッハの方が好き」とか「やっぱり私はスカルラッテイの方が好き」
とか思いながら目覚めてください。
インベンションを本番で弾くなんて生まれて2度目ですが、きれいな曲
ですねー。短いですけど!

「スカルラッテイは弾かない」と宣言するチェンバリストの知り合いが
何人かいますが、私は好んで弾く人です。
ここでまたある聴衆(単なる聴衆ではございませんが!)からのお言葉
「セイシャスを弾いて下さい!」を思い出し、実行する忠実な私。
8年ぶりにプログラムに入れてみました。
おお!なかなか素敵な曲です。もしプログラムを前もって予備勉強した
いなんていう方がいらしたら、他の奏者のCDとか、ピアノのCDとか
聴いちゃだめですよ。

この時代の演奏はあまりにも個人的趣味が反映するため、ライブを
聴いた時に、潜在的イメージが邪魔してしまうことがある様です。
それでもどうしても予備勉強したいとおっしゃるのなら、セイシャスの
音楽は、ポルトガルのファドを、スカルラッテイの音楽はスペインの
フラメンコを聴いてイメージを膨らませましょう。
朝なのに少しどんよりしたセイシャスの曲をお聴きいただいた後は、
バッハとスカルラッティが並んでいるのにどうして私を入れないのですか?
とヘンデルさんに叱られそうなので、ここはお客様へのサービス。
リクエストの多い変奏曲「調子のよい鍛冶屋」です。
サービスの後は私の弾きたい曲を。フローベルガーの組曲です。
バッハへのつながりを感じとっていただけたらと思います。
本当は親密な会場で弾くべき曲なのだけど、そんなこと無視して
弾かせて下さい。
そして、今回新しいレパートリーとしてとり入れてみました
スカルラッテイのソナタK.545、このリズム感を身体の中にのこした
ままとりつかれて下さい。そんな感じの曲です。

では皆さま今日も素敵な一日をお過ごしください。


おまけ

先月パリで師匠からもらってきたCD。
アレンジもお見事です!
実は10月8日チェンバロ・フェステイバル、10台のコンサートの時にラモーの「優雅なインドの人々」のアレンジを演奏するのです。
このCDから刺激受けてるまっただ中!


曽根麻矢子(チェンバロ)

こんにちは2012年09月25日 11時12分



せんくらブログをご覧の皆様こんにちは。
今週のブログを担当させて頂きます、チェロの原田哲男です。
よろしくお願いします。

今年は例年に増して暑く長い夏だったような気がしますが、
「仙台クラシックフェスティバル2012まで1週間と迫った今、
仙台にようやく秋の兆しが感じられるようになりました。

振り返れば、これまで6回のせんくらは、いつもいつも気持ちよい
秋晴れに恵まれたなか開催されたという印象が残っています。

新緑の季節とこれから迎える秋が仙台の一番良い季節でしょう。
宮城県外からいらっしゃる皆様には、音楽とともに仙台の街の魅力を
十分に体感して頂けるのではないかと思います。

写真は2010年秋の仙台定禅寺通りです。


原田哲男(チェロ)