好きなヴァイオリニスト2012年09月19日 10時25分


好きなヴァイオリニストは?
と聞かれたら迷わずお答えします。

Johanna Martzy (1924-1979)

練習部屋脇にある棚に、いつも面出しで飾っているこのボックスCD。
練習中、ふとこのジャケットに写っている姿を見ると、
Martzyの女性らしくも野太い、
そして気高くもあり庶民的でもある音が
瞬間で脳裏に広がります。

どのようにヴァイオリンと、
そして音楽と向き合っていたか、
というのは録音も映像も少ないため、
想像でしかありませんが、
私にとって、と~っても魅力的なんです。

音楽や奏者、CDの音などに励まされた事が沢山ありますが、
特に元気をもらったのがMartzyの録音でした。

それにしても、
いい姿勢…。
見習います!


松田理奈(ヴァイオリン)

Nature2012年09月19日 11時07分


夏は北海道!という訳で蒸し暑い東京から離れるために
出身地の札幌へ飛びました。
ところが、今年は札幌もかなり湿度が高く日中は暑くてちょっと
予想が外れてしまい残念でした。

リサイタルに歌う「この道」にも出てくる時計台。
正しく札幌のシンボル!
時計台の2階では小さなコンサートも出来るスペースがあるのですが、
毎時鐘がなるそうで利用者は鐘の時刻を休憩時間帯に合わせるようです。

地元に帰るととても気分がゆったりします。
人の歩く速さや時間の感じ方が東京とは違うせいなのでしょうか。
ふと空を見上げることが多くなったりもします。
雲が面白い形をしているな、夕焼けが綺麗だから明日は晴れるなぁ
など「自然」と繋がる機会が多いことに気づかされます。
こんなことは、忙しい首都圏の生活では忘れがちです。

大げさな表現かもしれませんが、自然と人が共存しているところに
居ると、大変な一面があることは確かですが、心の落ち着きを
取り戻します。

音楽の根源って、きっとこういう気持ちと同じなんじゃないかな
と思うのです。

クラシック音楽はやはり魅力に溢れています。


安藤赴美子(ソプラノ)

好きな言葉2012年09月19日 21時48分


こんにちは!中園理沙です。

今日は、私がとても好きな、そして大切にしている言葉を
ご紹介したいと思います。


~エレノア・ルーズベルトの言葉~
Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery, and today is a gift.
That is why they call it the present.

昨日は過去。
明日のことは分からない。
今日という日は贈り物。だから、“プレゼント”(今)と呼ばれる。


この言葉を知った時、どうしてかすごく琴線に触れ、
心の扉がパーっと開けていく感覚がありました。

“今”はpresent=贈り物。

命があって“今日”という日を生きられる事は決して当たり前の
事ではなくて、奇跡のバランスの上に成り立っているものであり、
神様からの贈り物なのですね。

そしてこの言葉は、目前に迫るスケジュールに追われて心が
いっぱいいっぱいの時、悲しい時、不安でたまらない時…
そんな時に唱えると、大切な事に気付かせてくれる。
私にとって、魔法の言葉です。

過去の経験からは学ぶけれど、過去にとらわれず、
未来に夢は抱くけれど、未来を不安がるのではなく、
“今という時間、今日という日”を響かせて大切に生きたい、
そう思います。

それでは、明日はブログ最終回!

何を書こうかな♪


中園理沙(ピアノ)