3K ― 2012年09月23日 10時53分

こんにちは。
ホウキサヤコです。
私は高校卒業後すぐに渡仏、パリに8年間住み、
1年半ほど前に帰国しました。(ちょうど震災の直前)
今日はパリの思い出について何か書こうと思ったのですが、
たくさん、華やかで楽しい思い出があるはずなのに、
真っ先に浮かんでくるのは何気ない日常。
毎日利用していたメトロ(地下鉄)もそのひとつ。
写真は、メトロの広告の張り替え作業を行うおじさん。
手際よく壁に大きな広告を貼っていきます。
メトロはいつも、華の都パリにはふさわしくない“素晴らしい香り”
で充満しています。
日本とは違い、メトロ駅構内にはトイレがないので
連絡通路では様々な現場に遭遇してしまうこともしばしば(笑)。
終電近い時間になると、あちこちで酔っ払いたちの“ツケ”を
発見してしまったり。
そんな中をパリジャン、パリジェンヌたちが行き交う。
車内には冷房が無いので、猛暑の時は炎天下にある車庫から
出てきたばかりの車両にあたると、暑くて(熱くて)大変だった
こともありました。
治安は悪いしスリも多い。ストライキもしょっちゅう。
暗い、汚い、臭い。
でも、そんなメトロを懐かしく思い、
また行きたいなあ、と思うのですから 不思議ですね。
法貴彩子(ピアノ)
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