モーツァルト ― 2012年09月06日 11時22分

こんにちは!今日はモーツァルトについて少し・・。
モーツァルトは幼いころより神童としてヨーロッパ中にその名を
とどろかせていました。
まだ若干6歳の頃から、ヴァイオリン奏者で、モーツァルトの才能を
人々に広めようと尽力した父親、また才能豊かなピアニストであった
姉と共に、ヨーロッパ各地を旅することもありました。
そんなモーツァルトが、手紙で「世界中でこれ以上の場所はありません。」
と父親に書き送っているのがウィーンです。
当時の音楽の中心地はウィーンでしたが、ここでもモーツァルトは盛大に
歓迎され、宮殿に招かれて女王の前で演奏しました。
ウィーンにはモーツァルトの家が残され、今でも当時の建物のまま
保存されています。
この夏、音楽講習会の合間に、ウィーンとザルツブルグにあるモーツァルト
の家を訪れてきました。
写真はザルツブルグにあるモーツァルトの生家です。
通りの石畳や周りの建物も当時のままの姿で残っており、家の内部には
彼の書いた手紙や実際に使われた家具、直筆の楽譜が展示され、
非常に興味深いものでした。
モーツァルトの協奏曲の中で、この第2番は演奏される機会は多くない
かもしれませんが、本当に魅力の溢れた曲です
(私はモーツァルトの協奏曲の中で最も好きです!!)。
曲の随所に、彼の持ち味であるオペラの要素と、子供らしいチャーミング
ないたずら心、そして何よりさまざまな色彩の光を感じさせます。
コンサートでは皆さまと共に、音楽を通して少しでもその光やあたたかい
エネルギーを共有できましたら幸いです。
モーツァルトの光が皆さまの心に届きますよう、
心を込めて演奏させていただきます。
それでは、当日会場でお目にかかれますことを楽しみにしております!
1週間お付き合いいただきありがとうございました。
佐藤 優芽(ヴァイオリン)
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