演奏曲について ― 2012年09月11日 10時10分
皆様こんにちは。
お元気ですか?元仙台フィル首席ヴィオラ奏者の佐々木真史です。
今年もセレーノ弦楽四重奏団と、フルート、ヴィオラ、ギターのトリオで
せんくらに出演させていただきます。
毎年毎年本当に有難いことと感謝いたしております。
今年のセレーノはコダーイの弦楽四重奏曲第1番と、
ヴォルフのイタリアのセレナーデを演奏します。
コダーイは個人的に、とても好きな作曲家の一人で、
第2回せんくらの私のコンサートでも、2つのヴァイオリンと
ヴィオラのためのセレナーデを取り上げました。
日本ではあまり演奏機会の多い作曲家では無いですが、
バルトークと共に、ハンガリーの伝統的な民謡を採集して、
それを自作に取り込むことで、後世に伝えた業績は
良く知られています。
ハンガリー固有の民謡風な音楽は歌に溢れていて、
どれも大変魅力的です。
今回演奏します、弦楽四重奏曲第1番は、四十分近くかかる、
超大作ですが、コダーイらしい、民族色に溢れた魅惑的な音楽です。
ヴォルフのイタリアのセレナーデも、ウィットに富んだ、
明るく楽しい小品です。
会場でご一緒に楽しめますのを楽しみにしております。
セレーノ弦楽四重奏団 佐々木真史(ヴィオラ)
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