ザルツブルグ ― 2012年09月10日 10時17分

今日は、田原さえのコーナーです。
あっという間にこんなに時間が経ってしまいましたが
(自分でもビックリ!)
1987年1月から1990年12月まで、結局4年間もザルツブルグに
留学していました。
人口約16万人。オーストリアの小さな田舎町なのに、この美しい
風景と(どこを撮ってもまるで絵ハガキのようです!)モーツァルト、
そしてカラヤンのおかげで世界的に有名な音楽の街です。
朝から晩まで音楽のことだけを考えていられた幸せな時間…。
その時間を共有した仲間は、私の大切な宝物です。
当時よく一緒に演奏をした彼らとは今でもコンタクトがあり、
異国の地でそれぞれの道を行きながらも、何かの時にはエールを
送ってくれます。
あの大震災の時もそうでした。
自然の持つもの凄い力の前に、“音楽なんて何の役に立つんだろう”
という気持ちになってしまいましたが…その音楽に、いろいろな意味で
私は救われました。
たくさんのやさしさに、どうやって“ありがとう”を返せるかなぁ。
どこにいてもどんな時でも、精一杯の想いをこめて音楽に向かいたい
と思います。
私事ですが、そんな気持ちをいっぱいに膨らませて、今年の末に、
3年ぶりのソロリサイタルをします!
12月9日(日) 14時から、太白区文化センター・楽楽楽ホールで。
東京では、勤務先の昭和音楽大学・ユリホールで。
こちらは12月5日(水) 18:30開演です。
よろしかったらどうぞいらしてくださいね♪
その前に、まずは今月29日、マリンと一緒に皆さんに
お目にかかります!
楽しくて、でもちょっとホロッと…懐かしい匂いのする
45分になりますように。
田原さえ(ピアノ)
OTTAVA ― 2012年09月10日 10時49分

今回セレーノSQは、アンコールの選曲をあるところで公募しました。
私は仙台フィルに所属していますが、インターネットラジオの
無料クラシックチャンネル、OTTAVAという番組が、震災以降
ずっと仙台フィルを応援してくださっています。
月曜日から木曜日まで毎日、夕方六時から十時までの番組の中、
案内役の斎藤さんの楽しいトークと、リスナーさんたちのリクエストで
成り立っています。
その中に仙台フィルコーナーがあるのです。
これって普通できないことだと思うんですよ。
なんのメリットもないのに毎日、私達の活動について話してくださったり、
リスナーさんがコンサートにいらしてくださって、あのラジオネームは
こんな人だったかー…なんて交流も。
アンコール公募したのは、コダーイとヴォルフというプログラムに
合うものが正直イメージがわかなかったからなんです。
集まった曲はなんと40曲あまり。
びっくりしました。
なんでそんなに浮かぶの??
私達四人に合った、でも仙台で弾くにふさわしい一曲を選びました。
お楽しみに!
ホールでお待ちしています。
セレーノ弦楽四重奏団 小川有紀子(ヴァイオリン)
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