近況報告 ― 2012年07月07日 09時30分
今年4月から京都市立芸術大学で教えるようになりました。
小ぢんまりとした、とても温かいアットホームな雰囲気の大学です。
学生たちは皆熱心で、若々しく、素直です。
大学で教えるのは私にとって初めてのことで最初は戸惑いも
ありましたが、だんだん慣れてきました。
彼らから教えられることも多く、たいへん貴重な経験だと思います。
写真はレッスン風景です。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
私が思う仙台の魅力《前編》 ― 2012年07月07日 10時12分
こんにちは。ピアノの鈴木美紗です。
2日目の今日は、私が思う仙台の魅力《前編》について
お話したいと思います。
仙台と言えば…みなさんは何を思い浮かべますか?
私の独断と偏見で言わせていただくならば…、
なんと言っても「牛タン」でしょう!!!
何を隠そう、私は仙台が牛タンの発祥地と知る前の子供の頃から、
牛タンが大好きでした。東京出身ですが、焼き肉屋へ行けば必ず
“牛タン塩”から注文していましたし、牛タン定食も大好物でした。
ベルリンでの仙台国際音楽コンクールのオーディションで、スタッフの方から
短いインタビューを受けた際も、「仙台で楽しみなことは何ですか?」の
問いに真っ先に「牛タンです」と答えたくらいです(笑)。
実際、コンクールでの初来仙の際には、仙台出身のサンドウィッチマン
がとある番組で言っていたイチオシの牛タン専門店情報をメモした
手帳を携え、気合いを入れて臨みました。
特に、彼らが太鼓判を押していたお店には何度も足しげく通い、
あまりの美味しさに最終的には店主の方に感動を伝えたほどでした。
ただ1つ衝撃的だったのは、サンドウィッチマンが勧めていたはずの
お店なのに、店主さんは一度も彼らを見ていないとのことで…?
謎が残りました。
そのお店はそのとき以来行けていないので、今回は是非再訪したい
と思っています。
それでは今日はこの辺で。
明日は私が思う仙台の魅力《後編》です♪
鈴木 美紗
松山での演奏会(1) ― 2012年07月08日 09時37分
この文章が掲載される頃、愛媛県松山市に滞在している予定です。
浦川宜也先生(Vn)と室内楽のコンサートをやります。
曲目はモーツァルト、ドビュッシー、フランクのヴァイオリン・ソナタ。
松山とは色々ご縁があって、年に1~2回行っています。
のんびりした街で、仙台とはまた一味違った魅力があります。
松山といえばやはり道後温泉ですね♨
写真は前回(今年5月)に滞在したときのものです。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
私が思う仙台の魅力《後編》 ― 2012年07月08日 10時20分
こんにちは。ピアノの鈴木美紗です。
さて、今日は前回に続き、私が思う仙台の魅力《後編》について
綴りたいと思います。
仙台を想うとき、触れずにはいられないのは「人の温かさ」です。
これまでも何度かお話していることなので、以前と内容が重複するかも
しれませんが、私は仙台で何度も心が洗われる思いを体験しました。
例を挙げればきりがありませんが、例えば一昨年、七夕祭りを訪れ
再来仙したときのこと。
花火大会を堪能し、ホストファミリーとボランティアの方と食事をした際に、
写真を撮りってもらおうと店員さんを探したのですが、なかなか来ません。
すると、すぐ隣に座っていたカップルの2人が、ほぼ同時に「写真撮りましょうか?」と申し出てくれたのです…!
ちょうど少し前に、私が仙台の人々の心の美しさ、温かさについて話していたところだったので、これには一同顔を見合わせました。
出身地を訊いてみたところ仙台とのことで、やっぱり!!と思ったのでした。
コンクール直後、東京の殺伐とした満員電車の中で心無い行為に
遭遇したとき、私は仙台を懐かしく想い、仙台の人たちの心の豊かさに
改めて感動せずにはいられませんでした。
「やはりこの街には人を優しくする何かがある!」と確信しています。
遠方にお住まいのみなさまも、“せんくら”をきっかけに、是非仙台を
訪れてみてください!
では明日は、昨年の“せんくら”について、お話させていただきたいと思います。
鈴木 美紗
京都のこと ― 2012年07月09日 09時44分
一昨日書きましたが、今年4月から京都で教えるようになり、
週の半分以上を京都で過ごしています。
千年を越える伝統を誇る日本の古都。世界的にみても
類い希な都市です。街そのものが文化遺産ですね。
とても一言では語れない魅力があります。
とにかく奥行きの深いこと。
「日本」を理解するうえでも、とても興味深い場所です。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
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