ドイツ再発見!2012年07月11日 09時27分


こんにちは。ピアノの鈴木美紗です。
 
6日目の今日は舞台を日本から移し、ドイツ生活について
書きたいと思います!
 
 
先日、知り合いの親戚の方々が日本からベルリンにいらっしゃいました。
私は週末の観光案内役を頼まれたのですが、住んでいるといつでも
行けると思って訪れなかった場所へも行くことが出来たり、人を案内
することで、彼らのリアクションを通じてもう1度自分も新鮮な視点で
ベルリンを見ることが出来、いわば再発見したようで、とても有意義な
ひとときを過ごせました。
 

再発見と言えば、ここ数年連続で仲良しの友達と毎年訪れている
場所があります。

そこはベーリッツというホワイトアスパラガスやイチゴなどの名産地で、
ベルリンの西南にあるポツダムから、さらにバスで小1時間ほどバスに
揺られると着きます。

日本ではアスパラガスと言えばグリーンだと思いますが、ヨーロッパでの
春シーズンはホワイトアスパラが旬真っ盛りな時期で、バターと卵黄の
オランダ風ソースをかけていただくのが主流です。
1度食べてみるとジューシーな甘みと芳醇な食感が口いっぱいに
ひろがり、やみつきになります。
(あぁ…また食べたくなってきました。笑)
みなさまも春のヨーロッパにお越しの際は、ぜひ食してみてくださいね!
 

なんだか、牛タンにホワイトアスパラと、食べ物ネタがよく登場する
ブログ内容となってしまいましたが(笑)、音楽家には食べることが
大好きな人が多い気がするのは、私だけではないように思います。

例えば、イタリアの作曲家ロッシーニは美食家としても有名で、
フィレステーキの上にフォアグラとトリュフを乗っけるという(なんという
贅沢…!!)“ロッシーニ風ステーキ”という料理があるくらいです。

料理は味覚、音楽は聴覚で、どちらも感覚や感性といった点で
近いところがあるのかも知れません。
 
 
では今日はこの辺で。 
私のブログ担当の最終日となる明日は、“せんくら”の公演内容の
詳細と、私が演奏する曲目について触れたいと思います。
 

鈴木 美紗

松山での演奏会(3)2012年07月11日 10時14分


昨日の続きです。

松山の演奏会は無事終了。

たくさんのお客様に来て頂いて大いに盛り上がりました。

浦川先生のヴァイオリン演奏はとても端正で、
温かい人間味のある音色が素晴らしいです。
前世紀初頭頃の巨匠の味わいを感じさせるところが素敵です。

演奏には(演奏者の)人柄があらわれるとよく言われますが、
まさにその通りですね。

写真は知人宅でのリハーサル風景です。


イリーナ・メジューエワ(ピアノ)