仙台のお祭り2012年08月04日 09時10分


せんくらは、仙台クラシック”フェスティバル”、
という音楽の”お祭り”ですよね。

せんくらはじめ、仙台ではお祭りが沢山開催されます。
青葉まつり、とっておきの音楽祭、秋保大滝不動尊春祭り、
定義如来夏祭り、定禅寺ストリートジャズフェスティバル、
萩まつり、みちのくYOSAKOIまつり、どんと祭、e.t.c.、、、。

昨年の東北のお祭りが集結した六魂祭は、大盛り上がりでしたね。
盛り上がり過ぎて、私は目の前の人の頭しか見れませんでした〜!!


今の時期は、仙台七夕まつりのお飾り(和紙で作られたもの)が
仙台駅や商店街、市役所等を華やかに彩り、私達を楽しませてくれます。

昨年のお飾りには、東北復興を願うメッセージが沢山書かれてあったので、
一つ一つじっくり見て、とても励まされたものです。
お飾りは同じ様な形に見えますが、よく見ると違いがあり、
繊細な色使いや折り方に感動しますよ。
是非間近で見る事をおすすめします!!

(写真は昨年の七夕まつりに主人と商店街のお飾りの前で
記念撮影したものです)。


お祭りの楽しみの一つと言えば屋台ですが、
せんくらにも屋台が出るんですよ。

私は以前、この屋台で初めて”玉こんにゃく”(お隣山形の名物)の
存在を知りました。味がよく染みていて、美味しかったこと。
今年のせんくらにはどんな屋台が登場するのでしょうか??


神谷未穂(ヴァイオリン)

テレビ好き2012年08月04日 10時28分


今日はちょっと変わった話題。

みなさんテレビはみますか?

時間をとられるという意味ではテレビはNGですが、
日本には面白いバラエティー番組が沢山あります。

僕は見たいテレビは録画してみるようにしていますが、
中でも好きなのは明石家さんまさん。
「さんまのまんま」、「さんま御殿」、「ほんまでっかTV」など
トーク番組が好きです。
(出演できたとしたら夢のよう!)

気持ちが浮かない時でも、「笑う」ことで救われた気持ちになる人も
多いのでは。

そんなさんまさんに是非会ってみたいものです。

ところで、国民がどれだけテレビを見ているかという調査、
某テレビ番組の国際見本市「MIPTV」で発表された当時の統計では、
日本人の平均視聴時間は5時間1分で世界で一番テレビを見ていると
いいます。

ちょっと多すぎで、このままだと日本の将来やばいとおもいます。

これでは労働時間の他にはほとんどテレビを見ているということに
なるのですが、最近は若者の男性は少し減少方向にあるそうです。

というか、インターネットやネットテレビ、さらには携帯電話まで
スマートフォンがあるのだから、実際どうなのだろう・・・・

媒体が変わっただけ?あるいは結局増えている??

東京では電車で6割以上のひとが下を向いてスマホ。
勉強に使ってる人もいますが、ゲームが多いです。

おかげで将来人間は遺伝子に「寄り目」というのが加わって

「ひらめ顔人間」

になってしまうのでは!

ほどほどがいいですね=


P.S.

写真は、目の保養に。スイスのブリエンツから1時間、
山頂から見るユングフラウ、アイガーです。


西江辰郎(ヴァイオリン)

修行時代に先生に言われた印象的な言葉【2】2012年08月04日 12時28分


「キャリアを築く為には戦わないといけない」
(パスカル・ドヴァイヨン先生)

ベルリン留学時代。
スペインのハエンコンクールで賞に入ったことをレッスンで報告すると
ドヴァイヨン先生は開口一番、
「それで、その後どうしたの?」と私に質問しました。

その後?と聞かれても咄嗟に答えが出ません。
ミラノに寄って、美味しいものを食べてベルリンに戻っただけだったので、
「何もしません、ミラノで遊んで帰ってきました。」と答えたら先生は
「ススムは子供だねぇ。」とため息まじりに呆れられました。

受賞した事を、少なくともスペインのすべてのオーケストラと
思いつく限りのエージェントに、なぜ売り込んで帰って来ないんだ、
(笑いながらですが)とこの時先生に怒られたのです。

「ピアニストなんていくらでもいるんだから、少しでも自分を売り込まないと。
練習は自分のすべてのエネルギーの3分の2、あとの3分の1は電話
をしたり、今後の事を考える時間に当てないといけないよ。
これは戦いなんだからね。」

先生が、普段音楽の事ばかりをレッスンで注意し、本来はもっとキャリア
作りのアドヴァイスをしなければならない・・と、自分に言い聞かせる
ようにおっしゃっていたのが印象的でした。

プレトニョフが優勝した年にチャイコフスキーコンクールで2位に
入賞したり、数々の名録音を残した輝かしいキャリアの持ち主である
先生からくると、この言葉はとても重いものに感じられました。

良い演奏を心掛けながら常に自分の立ち位置をアピールし続けて
行く事が、音楽家として生き残っていく大事なファクターの一つなのでしょう。

帰宅後、録音、経歴、新聞の批評記事のコピーをスペイン10数カ所の
オーケストラと事務所に郵送しましたが「親切な事務所は書類を送り
返してくれた」だけで、受賞コンサート以外は何も起こりませんでした。

私のstruggling daysは決して短いものではありませんでしたが、
この経験は今の私の弟や妹たちに面白い話をして聞かせる「養分」には
充分なったと考えています。


青柳 晋(ピアノ)